【税金クイズ・雑学】日本の税金は何種類ある…?

意外と知らない税金のはなし。
もっと、「税金」や「社会保険」についてまなぶ機会があっても良いのではないかと個人的には思っています。
日本の税金の種類は何種類?
今回は、ビジネスシーンの雑学としても使える税金に関するお話。

日本の税金は、おおよそ何種類あるでしょうか?

う~ん…考えたことなかったけど、結構たくさんある気がします。

3択にしましょう。
A.20種類
B.30種類
C.50種類


答えは…約50種類です!

(出所:日本税理士会連合会ウェブサイト)
税金は、国税と地方税(都道府県、市町村)があります。
国税は、所得税、法人税、相続税や贈与税などがあります。
地方税は、住民税、固定資産税、法人事業税や個人事業税、自動車税などがあります。
消費税は、国税と地方税のどちらもあり、消費税(国税)と地方消費税(地方税)から成ります。
たとえば、日本の消費税率は現在10%が標準税率ですが、国税である消費税7.8%+地方消費税2.2%の合計で10%となっています。
消費税率(10%)=消費税(国税)7.8%+地方消費税(地方税)2.2%
そのため、国税である消費税と地方税である地方消費税を合計したものを正式に表現したい場合は、「消費税」ではなくて、「消費税等」といいます。

税金の種類が50種類もあるなんて、なかなか複雑ですね。
ぜ税金の種類がこんなにたくさんあるのですか?
税金の種類が多い理由
税金の種類がたくさんある理由はいくつか理由があります。
一人ひとりには皆さんそれぞれの生活があって、それぞれの事情がありますね。たくさん収入がある人もいれば、そうでない人もいます。
だからこそ、みんなが同じ金額を一律に負担することは、公平性の観点から難しいんですね。そもそも、公平とはなにか?という話もありますね。
そこで、税金の種類を増やして、一定の税率のもの、所得が多くなるほど税率が上がるもの、資産に対して課税するもの、一定の金額のもの…と、さまざまな課税の仕方をしているという側面もあります。
とはいえ、税金や社会保険の制度が複雑になりすぎることは望ましいことではないと考えています。税金や社会保険の負担者が理解できるものである必要があるし、企業や事業の生産性を妨げになるようなものはどうかと考えています。
インボイス制度や電子帳簿保存法など複雑化する税制改正のなか、税理士としてできるだけ分かりやすく税金について解説し、経理の効率化を支援していきたいと考えています。また、相談しやすい税理士でありたいと思います。
いかがでしたでしょうか。
お子さんへの教育やビジネスシーンの雑学などにお役立てください。
この記事が少しでもお読みいただいた方の参考になれば幸いです。
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